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東京国立博物館で見仏4

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▲三人並んでる。こういうのを三尊像というようだ。読み方はさんぞんぞう。語呂は悪い。

三匹が斬る!いや、3人が並ぶ!仏像だから3体が並ぶ!でいいのかな。どうでもいいか。

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▲めちゃめちゃ笑顔ですが、首しかないんです。

ほんと人間の形したものってちょっとでも欠けたりするとめちゃめちゃ怖いよなあ。仮の体をつけたりするとまずいんだろうか。なんかさらし首みたいで気の毒な樹がするな。

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▲これは十一面観音かなあ。

観音菩薩の一種、と言っていいのかどうか。顔が11個ある十一面観音だと思う。これは本で得た知識だ。頭のとこに大きめのツブツブがあるだろう。あれを拡大して見ると一つ一つが顔になっているのだ。

何の用があってそんなとこにいっぱい顔つけてるんだと思わないこともないが、仏像の法則(未確認)として手と顔がいっぱいあればあるほど強いみたいなとこがあるんじゃないか。

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▲これも三尊像。

真ん中の人が一番偉くて、両脇の人がお供みたいな感じ。お供の人を脇侍と言うそうだ。「わきざむらい」ではないので注意して欲しい。私は「わきじ」だと思っていたがそれも違うようだ。出血してそうな言い回しだしな。ただしくは「きょうじ」。特にコレといって笑うようなところはない。

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▲今度は首なしかよ!

もうね、めちゃくちゃ怖いっての。さっきの首だけのと合体させれば双方丸く収まるんじゃないかと。首なしの体だけをこうやってさらすのも気の毒に思える。

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▲またまた首なし

ちょうど首だけのと首なしのとで数は合いそうだ。数は合ってもなんか宗教上の理由とかで簡単にはくっつけないんだろう。愛する二人、いや、二体を引き裂く世間。ほんとめちゃめちゃ痛々しくって、見てられない。



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